Continent / 大陸と地理

私たちの知る「地球」ではないが、

それとどこか似たような太陽系を持った惑星「オルドフィジア」が本作の舞台。

 

ソルフラマ

夜の時間帯になると、その姿は消え、朝昼夕の時間帯であれば、空を見上げればそこに見える光。

つまりは、私たちで言うところの太陽のこと。酸素、暖かさ、農作物といった恵みを与えてくれる。

反面、干ばつや猛暑といった災害をもたらすこともある。誰にも制御することは出来ず、まるで気まぐれな存在である。

 

ルアネグマ

ソルフラマの消えた時間帯、つまり夜に現れる。暗き闇を照らし出す光。月のこと。

しかし、ソルフラマほどに強い光を放つことは出来ず、多くの生き物にとって夜は活動しない、あるいはすべきではない時間帯になるだろう。

また、当然ながら、雲によってその姿が見えない時には、思わぬ事態を呼ぶことになるかもしれない。

 

 

(私たちの知る地球では、太陽は「東」からのぼり、「西」へ沈んでいく。

 月も然り、月も星も同じように東から出て西へ沈んでいくが、

 この世界の太陽であるソルフラマは、「西」からのぼって「東」に沈む。)

 ※現在考案中の設定のため、変更の可能性あり。

 

 

ヴァラクヴィラ(Volach Villa)大陸

 

この世界は、「ヴァラクヴィラ」大陸という大きな大陸がある。

我々の知るところでいうユーラシア大陸のような広大な存在。

そんなヴァラクヴィラ大陸の中でも、大きく分けて以下の陸がある。

 

 

##### ▶北陸_イエルバベルデ

比較的安定した気候に恵まれた肥沃の大地。春夏秋冬が定期的にめぐる。温暖な気候であるため、人口も最も多い。

それゆえに、争いやいさかいも多いが……。人口が豊富なので、北陸をずっと周遊して商売をする人間も多い。

界獣やら魔物などの脅威もそこそこいるため、武器や防具も飛ぶように売れるようだ。

(アルフィズ等がある大地。)

 

 

##### ▶東陸_ラハブフェルス

広大な砂漠が広がる乾燥地帯。「京東」なる不可侵領域があるらしい。

不可侵ゆえに、詳細は不明。書物や口伝での情報はそれなりに多いが、その真偽は不明である。

陸地のほとんどが高温多湿の熱帯となっている。特に人間には住みにくい気候の土地。それゆえに、洞窟や遺跡などといった危険な場所や、

歴史的な場所についても人の手が入らずに放置されている。そこには思わぬ財宝や発見、そして危険も潜んでいるかもしれない。

特に夜の砂漠は魔物が活発に動き、はびこる。

 

 

##### ▶南陸_ヴィーカテミエス

南西へ往けば、雪と氷に覆われている大地――。

一年を通して雪が降り続いており、ほぼ晴れることはない。仮にこの地で一年を過ごしたとしても、

ソルフラマを一度も見ずに一年を終えることも珍しくないだろう。寒さに強い種類の、身体を毛皮で覆われた獣人や動物が住んでいるようだ。

植物が育つことはほとんど無く、最低限の魚類を食して命を繋いでいる。

仮に寒さが無くなり、ソルフラマが照り続ける土地となったら、逆に彼らは住めなくなるだろう。

 

南東へ征けば、瘴気に覆われ人間が住むには厳しい大地が広がっている。そこはハイチと呼ばれ、何かの骨が転がる不毛の地。

更にその先へ辿り着けたなら、魔族の棲むヴァルアドナキアなる地があるともいわれるが――言い換えれば殆どが未踏の地。

東陸よりも歴史ある建造物や遺跡が眠っているかもしれない。

もしかしたら、これまでの常識や、信じていた歴史を覆すような遺跡も発見されるかもしれない。

 

 

##### ▶群島国_ユエグァン

主に東瀛の方角を指す。

東瀛は、世界に取り残されたかのように孤立した島である。

まるで孤立することを望んでいるかのようだ。

 

 

##### ▶西???_UNKNOWN

神仰都市がある方。と思われるが、詳細は不明。人間至上主義の過激派しかいない土地だと云われ、

人間以外の種族は用がなければ近づきたがらない。この〝人間〟とは勿論、「ハイネア」の事を指している。

しかしそれだからこそ、それゆえに、多くの冒険者の冒険心をくすぐるだろう。

無事に帰ってくることが出来るかは別だが。

 

ヴォルソルト(Orsord)大陸

 

###### ▶エヴラ

大陸のほぼ中央に存在し天高く聳える巨大な霊峰「エヴラ」。その山脈によって大陸全体は主に東西へと分断され、

必然的にそれを囲む各地の気候や道などは大変起伏の険しいものとなっている。

山の周囲や北部は雪が降り積もる寒冷地帯で、その厳しい環境から北地方には未踏の地も多く、

最果て周辺には、長年そこに住み続けていることで、外界と隔たれた独自の文化を持った種族がいるらしいとの噂。

彼らと出会えば、思わぬ発見があるかもしれない。

また、エヴラの地底や頂には竜の遺骸の一部が眠るといい、エヴラ以外の大陸内各所には竜の体の一部分であると言われる場所が幾つか散見され、

観光名所ともされていたこともあった――その遺骸が発生源とされる「竜脈」から界獣が生まれ、人々や家畜が襲われるまでは。

 

「竜脈」――それらがまるで大樹の根のように、

ヴォルソルト大陸中を監視するように張り巡らされていることを知った人々は、日々を怯えながら過ごしている。

 

 

 

 

竜脈(折りたたみ) 竜脈のある所に界獣あり。「竜脈=界獣発生装置」のようなもの。
竜脈はヴォルソルト大陸全土に張り巡らされているため、
どこに行っても何かしらの界獣とエンカウントするだろう。

 

 

 

 

 

 

 

###### ▶ゾーリャ

西の『ゾーリャ地方』は温暖で比較的住みやすい地方。大きめな町や村、主都はゾーリャ圏に存在する。

領土争いの戦が頻繁に勃発しがちで差別意識や選民思想が根強い。しかし、意外と治安も悪い。

他地方、他大陸の人間をよく思っておらず、歓迎はされない。

過激な思想を持ったものは、よそ者だと分かれば平気で軽犯罪を行って来るかもしれない。よそ者は、生半可な気持ちで近づくべきではない。

ちなみに、選民思想が強いことにも理由があって、地方の歴史自体が長く、経済的にも豊かで、裕福な者が多い。

この地方独特の武器や防具、名産品は、他の地方に無い程に優秀なものが揃っているが、

前述の通り選民思想が強いため、よそ者には簡単には売ってくれないだろう。

 

 

###### ▶アルディナ

東の『アルディナ地方』は気候が不安定ゆえに雨が振り続いていて、晴れ間の時間が貴重。

この東地方に生きる人々は泥水を啜りながらも界獣討伐に明け暮れ、日々を懸命に逞しく生きている。

助け合い精神を遵守するため、差別はあまりしない。

討伐が日常となっていることもあり、戦闘能力が高い人物が多い。

他地方に行けば、傭兵や用心棒として才能を開花させることができるかもしれない。

 

 

 


##### ▶海_アスールウェテル

名称は他大陸も共通であり、「アスールウェテル」と言えば海をさす。

正式名称はアスールウェテルだが、多くの者は単純に「」と呼ぶ。

 

更に細かく言うと、「西海(せいかい)」「極北海(きょくほくかい)」「央海(おうかい)」など、

地域ごとに海の呼称があり、世界にある六つの海をまとめて「六ツ海」(むつかい)と呼んでいる。