レイ

レイ……ならば、最期まで抗ってやろう

Name  Ashley・Fierce

レイ(影の獣——アシュレイ・フィアス)

年齢:外見20代後半くらい 

性別:男

身長:191cm

種族:界獣/フィアス

属性:闇

一人称:私

二人称:お前、貴様、呼び捨て

 

 

ふわふわと長い白髪に前髪の隙間から覗く青い目が印象的な男。でかい。

首には赤いマフラーと、足元まで届きそうな黒い外套を着用している。

高圧的にも感じるような堅苦しい物言いをし、性格も口調相応に頑固だが、

困っているものを見掛けると見過ごせないお人好しな面もある。

 

冒険者として依頼を受けながらも、自身の目的の為に転々と旅をしていたそんな時。

絶賛トラブっている少女・セリニが目に入り――。

渦中の少女を引っ張り出すなり悪漢や取り巻きを蹴散らして手際よく救い出した。

 

ヴォルソルト大陸では珍しく、影の中へ潜行するなどの能力を持っている。普通の人間ではない。

(ぱっと見ベテランそうな雰囲気を醸し出してはいるが、

   実は冒険者としてはまだ駆け出しの人。場数を踏んではいないが力量だけはある。)

 

 

*    *    *

 

 

 

正体(折りたたみ) 彼の正体は界獣――特異個体フィアスであり、本名を「アシュレイ・フィアス」。
化け物として生まれた運命を否定し、人間として生きたいと願い、その道を選んだ。

人でないのに人でありたいという強い思いから、
無闇に人間を殺傷する事や敵対する事を忌避しており、同族喰いもしない。
また、刷り込み的に存在する、竜に対する本能や忠誠心は理性で抑え込んでいる。
知性を備える同族からは「影の獣」と称され度々襲われていたり、
竜に仇なす裏切り者として忌み嫌われている。
人でも界獣でもない彼にはどこにも居場所がなかった――少女、セリニと出会うまでは。

旅の目的は人々及び世界の脅威となる界獣、そしてフィアスを根絶やしにすること。
(それは勿論、自分自身も含まれる。)

その他 他のフィアスらとは違い、レイは極めて人間的な思考と道徳観、倫理観を持つ。
ので、急所も人間に準ずる。

体温は低め。食事もあまり摂らず、同様に睡眠もとらない。
人間であろうとするわりには人間をしていないが……そもそも人間ではないので仕方がない。


その他のその他 うまく人のようにはできているが、基本的にはニュートラル。
悪ではないが善性のものでもなくふと気を抜けば一瞬で悪に転ぶ危うさがある。
彼は嘲ることも誹ることもなく、憐憫でもなく見下すでもなく。今日も今日とてお人好し。
異能をひけらかすこともせず、人間と対等に付き合いたいという思いが強い。純粋に人が好き。


その他のその他のその他 人も獣も同じ生命である。しかし、人と獣とを分かつのは一体何か。
欲や衝動で動くものは獣で。理性こそがヒトを人間たらしめるならば。
背負うは「悲嘆」、モチーフは人間。

 

 

 

 

 

武器や戦闘について(折りたたみ) 武器は杖(仕込み刀)と、影を操る異能による、影での攻撃。
(影を盾のようにして攻撃を防ぐということも可能。)
これといって武器に拘りがあるわけではなく、使える物は何でも使う。
なお、武器を抜くまでもない相手へは杖そのままで殴打したり、
体格相応の腕力と手足の長さを活かした体術で対処する。

殊、戦闘に於いては体よりも頭をよく使う方(当社比)だが、
人外ゆえの頑丈な肉体を生かしての無茶な戦い方をすることもあるかもしれない。

 

 

 

 


セリフ

「お前は先程の……人間であれば、

 こうするのだろうと思っただけ。だが

 

「……助けられたと勘違いして付いて来た、と。

 加えて武器も持たず、とは……無警戒が過ぎる」

 

 

 

 

私達界獣は、異物は、取り除かれるべきであろう」



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■二人いる系。