(用語は共通。)
現在は存在しない大陸。(大陸というより、広めの島国のようなサイズ。)
ヴァラクヴィラ大陸の裏側もしくは、
その南(恐らくリディニークより下のハイチ)側に存在していたとされる。
地殻変動か何らかの天変地異によって地盤が浮き上がったらしく、最近痕跡が発見された。
調査に向かった冒険者先遣隊が痕跡――大陸残骸へ訪れたところ、
この星のものではない未知の物質や、現在の科学力では到底作れるはずも、
原理も作動方法も不明な機構が数多く見受けられたという。
驚くべきは人間がそこにいたという証拠も何一つ残っていなかったということ。
忽然と亜空間へと姿を消したか、まるで最初からそこに誰もいなかったかのように。
『エラトアルテリス原産の植物(果肉)や魚類の姿は独特(奇妙)な見た目だが、おいしいと評判であった。』
という記述が古い書物に記載されていたことから、かつてはそこに人々の営みもあったはずで。
確かに人間が存在していたのであろうことが窺えるが、情報はそれだけ。
その大陸についての詳細を誰も知らないのだという。
全ては謎のままである。
エラトアルテリスのマップ。 ※(仮)。
▽判明している地名(これらは現在、存在しない。)
地下街 -メトリウム-
地下街。地上では魔物などの脅威が蔓延り闊歩する。大都市に住んでいれば安全は確保されるが、それだけだ。大都市を離れた元スラム住まいの一部の人間が、都市に付かず離れずの絶妙な場所の地下に居住空間を築いた。それがメトリウムである。その成り立ち故に根付く者は少なく、誰かがやってきてはいつの間にか消えていく。流れる水は汚く、ゴミ溜めでは凶暴な原生生物が棲み着いており、衛生面も綺麗とはお世辞にも言えない状態。
森の町 -テルケ-
北東の辺境に存在する小さな町。進歩的農業生活。
独特な見た目の植物や果実が実る土地らしく、農業が盛んである。見た目に反して味は美味。この町の住民は、それらを求めてやって来る旅人や商人へ売ったり卸したり物々交換をして生計を立てている。
-セド森-
北東に存在する広大な森。
奥深くにはツリーハウスがある。
-ヒムロ平原-
森から湧き出る水が川となって流れている。平和。
-ノウ村-
西側にある長閑な村。遊牧地。暖かな気候と恵まれた環境により、牛やヤギなどの家畜動物を育てるのに向いている。
娯楽の街 -レトファティ-
アニマをふんだんに使用した街頭や照明が存在し、ある意味で他の村や町とは一線を画している雰囲気の街。「カディノ」なる金銭や物を賭ける施設があり、「オゥクソン」なる競り売りも盛んに行われている。ルアネグマが天高く昇る闇夜をものともせず、人々の熱気や喧騒が心を躍らせ、今宵もレトファティは賑やかに煌めく。
潮騒の街道
クレメナドアへ繋がる広い道。海が近く潮風が心地よい。しかし気を抜くことなかれ、都市へ向かう者は商人や貴族などの階級が高い者の傾向が多いためか、野盗に狙われ襲われるといった事例が少なくなく、寧ろ増えつつある。護衛がいなければ大変危険な道だ。
大都市 -クレメナドア-
ほぼ中央に位置する王族貴族が支配、統治する商業都市。アニマが製造されている工場や開発を行う研究所が所在するのも此処。貧富の格差が激しく、あちこちにスラム街がある。アニマの普及により生活はより便利に豊かになったが、アニマを使用した兵器の試運転などによりクレメナドア付近の環境は劣悪化し、植物も禄に育たなくなっている――そのため、生活に必要な物は基本的に他からの輸入に頼りきり。
-マティーロタ研究所-
アニマや新兵器の開発や実験をしている施設。しかし暗部では数百年に渡り非人道的な実験を続けており――。
-ダークネス教会-
正式名称「ダアト教会」なのだが、聞き間違いが伝染して最早ダークネスと呼ばれてしまっている可哀想な教会。かつて世界を救ったと言い伝えられる女神を崇拝し、各地で災害孤児向け施設等の運営など様々な福祉事業活動を行っている宗教組織。どちらかといえばホワイトネス。
闘技場兼実技実験場
ドーム状の巨大施設。
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