Mrok

ムローク……肉。

Name Mrok・Zell=Usiku 

年齢:外見20代程/300超

性別:男

身長:178cm

種族:虚/半竜

属性:闇/竜

一人称:俺

二人称:お前 / あんた / (激昂)貴様 / 呼び捨て

 

 

黒髪長髪に赤い瞳、人ならざる雰囲気を放つ男。

右顔から伸びる何かを見るに人外の者であろうことが窺える。

 

過去に色々とあったらしく、人が苦手で警戒心が強い無愛想の塊。

人嫌いのオーラしかなかったが、Niaを拾ったことで丸くなりつつあるようだ。

 

お肉が好物で、特に鶏肉(からあげ)のこととなれば途端に元気になるが、熱くなって周りが見えなくなる事もしばしば。

それなりに温厚だが、鶏肉やからあげを雑に扱われたり、粗末にされるとキレる。

 

夢は「養鶏場を建てて鶏達に囲まれながら静かに暮らす」こと。らしい。

 

 

*    *    *

 

 

好物について(折りたたみ) それは…………。

なぜ鶏肉とからあげ推しなのか? 本来の姿は全長30m(尻尾含む)を超える巨大な体躯を鋼のような鱗で覆う黒い竜。
その強靭な四肢から振り下ろされる爪は岩山を砂に変え、
吐息と共に吐き出す闇色の炎は魔術的な加護もなく浴びれば、
骨の芯まで溶けて消え行く原始的な呪いとなっている、正に怪物。
『憤怒』の象徴であり、竜の出現はそれそのものが基督教世界の綻びを意味する。

竜血石と原罪を背負い、世界を滅ぼす為に産声を上げた悪神の化身。
しかし、その日悪逆は奇跡と出会った。
――敬虔な教徒が作った、豊穣祭に捧げる料理。
まさにその一皿が、鶏の肉に衣をまぶし油でカラりと揚げた「鶏のからあげ」だった。
何の変哲もなくどこにでもある様な、特別でもなんでもないその一皿が。竜に心を芽生えさせた。
悪として生まれた竜は悪として目覚める前に頭を垂れ、村の守り手としてあらゆる権能を捧げ続ける事となる。

* * * *

そして時は流れ。
見知らぬ土地を彷徨い歩く一人の男。
全ての記憶を失ったその男は、ただ前へ歩みを進める。

記憶の手掛かりを探して旅をしているわけではない。しかし、あてがあるわけでもない。
なぜだかわからないが、異常な程に心惹かれるものがあるのだ。
ただその香ばしいかおりにつられているだけともいう。

揚げ物を好んで食すようになった彼は、
誰かの心を打てるような美味しい揚げ物を作るために日々料理の腕を磨く。
そして自身が最も好む最高で至高の揚げ物、鶏のからあげを各地に布教……否、広めるため。
または求めて、今日も旅をしているのだった。

つまり何がいいたいのかと言うと鶏のからあげが大好物。
〝鶏〟のからあげが好物なのであって、鶏以外のからあげだと渋い顔をする。
一方で、野菜は滅茶苦茶嫌い。

 

 

 

 

 

能力等
  • 紫色の燐光を帯びる抜き身の刀を具現化し、得物とする。
    (刀剣【紫影災禍】と【小夜禍太刀】の二種。)
    また、影を操る力を持ち、影の世界に潜行、影を実体化、質量を持たせて敵を拘束したり、矢のように降らせる芸当も可能。(似たような能力を持つ者としてレイがいる。なおあちらの方が地頭が良いので力の扱い方が上手い、らしい。)
  • ほぼ使うことはない禁じ手だが、最終手段として己の姿を竜へと変化させる「竜化」能力を持つ。火炎放射で相手をからあげにする。(竜体が維持できなくなるor意識が消失すると人型に戻る。)
  • 例え光無き真っ暗闇であろうとも、昼間と同じように見ることが出来、行動が可能なパッシブスキルも持つ。(反面、昼間の視力は良くないようだ。)

 

 

 

 

 

過去など 虚の母と、竜を父に持つハーフ。ゆえに過去は明るいものではない。
時の流れと共に竜が存在していたという確たる証拠も、人々の記憶や歴史からも風化し消え行く。しかし時に強さや神聖の象徴として崇め祀られ、語られ、モチーフとされ、また恐れられる怪物。
そんな化け物さえも、人間の果て無き欲求の前では狩られる側。幼い頃、人間に目を抉り取られたことがトラウマで、人間に対して猜疑心や警戒心を持ったり、人付き合いが苦手。
しかしよくよく見知った相手には遠慮なく物を言ったりとそこそこ懐くうえ、
鶏やそれに関する事柄やその料理についてはとても積極的である。そうでもない場合の普段は他人にも物事にも何事に対しても興味がなく無関心。例え相手が依頼主であろうとそっけない態度。ただ、金がなければ鶏肉や小麦粉、油などのからあげを作るための材料が入手できないため、討伐系依頼などは積極的にやる気概はある。

無益な争いや殺生は好んでしないが、命の危険を感じたり
一方的に襲われたりされようならその限りではない。やられたらやり返す。


これは彼も覚えていない記憶と事象 孤児だったのを良いことに、
拾われた後は見世物として商品(奴隷)として売られていた。
富豪に目をつけられて買い取られた後、番犬という名の用心棒や、
買い主の護衛をする日々の中、戦い方やある程度の知識や作法を学んだりして得る。

彼が人ではない「竜人」であることを、どこでどう聞きつけたのか。
とある組織の科学者が彼を研究材料とさせて欲しいと、大金を持って現れる。
欲にしか目のない富豪は二つ返事で手放し売り飛ばし――――それからは酷いものだった。

腕を焼かれ腹を裂かれ爪を剥がされ目を奪われ、研究という名目の拷問は続く。
やがて心身ともに疲弊しきった彼はついに限界を迎え、
組織も研究所も記憶も、諸共全てを焼き払ったのであった。

 

 

 


◆セリフ

「なに、からあげを知らない?

 それは……だいぶ人生を損していると思うが」

 

「ニア? ああ、あれは……拾った。

 放っておいて死なれては寝覚めが悪いと思っただけだが。ただ――

 自分が作った料理やからあげを食べてくれる者がいる、というのは……

 悪くはない」

 

CV:黒鐘雪斗



顔のやつ何? 右顔の角のようなものは形態変化させた皮膚(鱗)。右目(金色の方)は義眼であり、眼帯の代わりにしている。事実上片目がない状態で人生の大半を過ごしてきたので嗅覚と聴覚が発達した。


ほか……

  • 絶対音感を有しており、音や振動、声のトーン(心音)などで周囲の状況を把握、人の感情を察することが可能。
  • 右腕のアームカバーは傷痕を隠すためのもの。他にも無数の傷痕が肉体に存在する。過去に散々痛め付けられたため、少々打たれ強いのが取り柄(?)であるが、傷の再生速度は人間よりちょっと早い程度。

  • 4文字以上の名前は覚えられない。ので略すか、そもそも呼ばない。(自身のフルネームが長い? 勝手にそう呼ばれているだけであってそんなものは知らん。)

  • 爬虫類なので(爬虫類ではないが)体温が常人よりも低く、環境によって変化するタイプ。普段は20度くらいしかないかも。

苦手なものや弱点
閃光弾などの急な光、鼻と耳が非常に敏感であるために強いニオイや大きい音に弱い。また、それらが掻き消される雨(水)を嫌っており、雨が降っている間はほとんど出歩きたくはないのだとか。

幽霊も斬れないので苦手である。野菜も大嫌い。薬や酒の耐性もまるで無く、それらにもとてつもなく弱い。 普段は隠しているが、尻尾も弱点。 滅茶苦茶弱点が多いが、他人に知られなければ大丈夫だろう精神。

―( ᐛ 👐)―
ツェルの残滓を持つヒト。
悪神の生まれ変わり、と言うのが正しいのかもしれない。
ツェルの核を持っているのはこちらの人物であり、
どちらかと言うと残滓に近いのはツェルの方。





終末の獣
黒竜の生命が脅かされた時に現れる人格及び姿、それが終末の獣。
核に眠る竜、ナファリスクルシェドラが顕現……というよりか、彼の意識を乗っ取り主導権を握っている状態。本来ナ略氏は会話できる程の知性を持たないが、ムロ氏の思考と記憶のフィルターを通して動いて喋る。それでも話が通じるようで通じない。(激昂している。)
暴れるだけ暴れ、借りている肉体に限界がきたら勝手にログアウトする。後に目を覚ましたムロ氏が目の前の惨状に呆然とするも、記憶が飛んでいるのはだいたいこいつが暴れていたから。(本人自身が竜化して暴れていることもあるが、それ自体も覚えていないことが多い。)

◆Gallery

多分下に行く程古い。(最近の立ち絵だけは一番上)

◆衣替え案

◆Gallery2

オセロセット系。下に行く程に古いです。

◆Gallery3

終末くん。