ガリョウ

ガリョウいい腕してんじゃないかアンタ。うちに来ないかい?
報酬は、そうだね……毎日にぎやか、かな! 冗談だよ。

Name  Garyo

迦凌 / ガリョウ

年齢:外見20代程

性別:♀

身長:168cm

種族:東瀛人

属性:風

一人称:アタイ

二人称:キミ / アンタ / (目上)○○サン

 

 

東瀛の南東にある漁師町「頻伽(ビンガ)」に住む東瀛の女性。
捨てられていた幼い「ルキ」を拾ったルキの保護者でもあり、町で唯一の医者的存在。
ゆえに顔が広く、内で彼女を知らない者はいない。

 

誰にでも別け隔てなく接し、お人好しのあまりに治療費も免除しがち。
声望を得ており、信頼が厚い。強く慕われている。

 

流石に一人ではやっていられないため、
数名の若者たちに仕事を与えて手伝わせるついで、医療知識を叩き込んでいる。

 

*    *    *

 

 

 

 

HISTORY 普段は医者、もとい鍼師(はりし)をしている彼女であるが、
本来の適性としては風を扱うのが主であり、治癒術はそれ程得意でもなく、
多少かじったオマケ程度のものだったらしいのだが、いつの間にか定着してしまった。
自身の武器でもある鍼(毫鍼)を用いて全身にあるツボや筋肉に刺激を与えて治療を行う。
またその職業上、人体のどこを突けばどの部位に作用するかなども手に取るようにわかるため、
正当防衛で突いたらアカン所を突きまくりもする。



界獣騒ぎは何もヴァラクヴィラ大陸やヴォルソルト大陸のみに限った話ではない。どこも同じだ。
脅威は等しく東瀛を脅かし、彼女の生活するこの漁師町へも降り掛かった。
町の中で戦えるものはそう多くはなく、彼女は率先して討伐や荒事に飛び込んでいった。
そのため、何者へも物怖じもせずに初対面から軽口を叩いたりと、肝が据わっている。

温厚で姉御肌な彼女であるが、怒らせるとゲンコツで黙らせる武人となる。

 

 

 

 

 

その他 彼女は資格者である。しかし、
術による治療は急を要する場合でしか使わないようにしている。
なんでも力に頼ってしまうのはよくない。

「資格者だろうと殺せば死ぬし寿命でも死ぬさ。
 アタイもいつ事故や災害、そんで界獣にやられるかなんてわからない。
 もしアタイがいなくなればこの町に医者がいなくなる。これじゃみんな困るだろ。
 だから、アンタらはアタイの後継者……弟子ってヤツ。そのつもりで手伝ってくれ」

 

 

 

 


セリフ

アタイはガリョウ。

 一応、ここの町医者やってんだわ。よろしくな」

 

「……死にたい、だって? アタイの前でよく言えたもんだね。

 んなくだらんこと、軽々しく口にすんな」

 

「界獣のせいで船も多数損壊、負傷者も大勢出て気が滅入る。その気持ちはわかる――って言ったって、収まらないか……アタイは資格者で体も丈夫だし術だって使える――アンタらにとっちゃこれもバケモンみたいなモンだろうし、な」

 

「生命の重み、パンチ!」

 

「ルキ。アンタはその力を隠して生きな。
 何があっても、どんな時でも、ここぞっていう時にだけ使うんだ」
「きっと、それを普段使いし続けるのはよくない」



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